金貨の専門店で買取を頼む|古銭店・コイン店の価格表の読み方

金貨の専門店での買取を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、各国の造幣局・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業などの公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

金貨を持っている人

祖父の古い外国金貨があるんです。貴金属の店より、金貨の専門店や古銭の店に持って行ったほうがいいんでしょうか?

案内役

金貨の種類によって変わりますよ。ウィーン金貨のような地金型なら金の量が中心ですが、古い金貨や鑑定ケース入りは、収集の価値も見てもらえる場合があるんです。

金貨の専門店に買取を頼むべきか、近所の貴金属の買取店でいいのか、迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、地金型の金貨はどこで売っても金の量が評価の中心で、専門店が向くのは古い金貨・プルーフ・鑑定済みなど収集の価値が乗りうる金貨です。

この記事では、専門店に向く金貨の見分け方と、専門店の価格表を読む時に見るところを紹介します。

目次

専門店で売ると何が違う?

地金型と収集型で見られ方が違う

おたからやのFAQでは、メイプルリーフなどの地金型金貨は「当日の金相場を主軸」に、記念金貨などの収集型金貨は「発行枚数や希少性によるプレミアムを上乗せ」して査定すると説明しています。

バイセルも、金貨を「金の地金価値(K24レート)」と「コレクション価値(プレミア)」の両面から査定すると書いています。つまり、金貨の評価は2つの物差しでできているんです。

物差し中身当てはまりやすい金貨
金の価値純金の量×その日の金相場ウィーン金貨ハーモニー・カンガルー・クルーガーランド・イーグルなど近年の地金型
収集の価値発行年・発行枚数・状態・仕上げ・鑑定の評価古い年号の金貨・プルーフ仕上げ・鑑定ケース入り

ウィーン金貨やカンガルー金貨は、毎年たくさん作られている地金型です。こうした金貨は、専門店でも買取チェーンでも、金の量で比べることになります。

『専門店のほうが高く見てくれそう』と感じるかもしれません。ただ、収集の価値が乗らない金貨なら、比べるのは結局1枚の買取価格なんです。

専門店に向く外国金貨は?

金貨を持っている人

うちの金貨が専門店向きかどうか、どこで見分ければいいですか?

案内役

年号の古さ、仕上げ、鑑定ケースの有無の3つを見てみましょう。どれかに当てはまれば、専門店にも聞いてみる価値がありますよ。

公式に書かれている例を、金貨ごとに並べました。

専門店にも見てもらいたい金貨
  • プルーフ仕上げの金貨(おたからやのクルーガーランドのページは、プルーフ仕上げは通常の地金型より高いプレミアム価値を反映すると説明)
  • 鑑定機関のスラブケース入りの金貨(おたからやは、MS70など格付けされたスラブ入りはプレミア価値を最大化して査定すると説明)
  • 発行年やミントマークで価値が変わるソブリン金貨(おたからやのソブリンのページの記述)
  • ダブルイーグルなど古いアメリカの金貨
  • 年号や種類が分からない古い外国金貨
専門店に向く金貨と地金型の金貨の見分け方の図

ダブルイーグルについては、1933年銘が一般に発行されなかったという特別な事情もあります。古いアメリカの金貨はダブルイーグル金貨(20ドル)を売る、ソブリン金貨の年号はソブリン金貨の年号と肖像で価値は違う?で紹介しています。

鑑定ケース入りの扱いは鑑定済み(スラブ入り)の金貨の売り方にまとめました。

専門店の価格表はここを見る

金貨買取本舗の海外金貨の買取価格の表
出典: 金貨買取本舗 公式サイト(一般用買取価格・税込)

上の画面は、金貨買取本舗の一般用価格表にある「海外金貨の買取価格」です。宅配買取価格と店頭買取価格の2列が並んでいて、外国金貨は1オンスの価格が中心に載っています。

価格表を見る時は、次の4か所を確かめてみてください。

金貨の専門店の価格表で見るところをまとめた図
見るところ金貨買取本舗の表での書き方読み方のポイント
日付本日の金地金買取価格「2026年10月21日現在 金価格 ¥22,968/1g」いつの相場で出した数字かを最初に見る
列宅配買取価格と店頭買取価格の2列。この表では同額売り方で金額が変わる店もある
一般用か業者用か「こちらの表では一般用買取価格を表示しております」。業者用は法人・個人事業主向け個人で売るなら一般用の表を見る
税込か「価格は税込表記です」税抜の表と混ぜて比べない

この表のウィーン金貨ハーモニー1オンスは701,010円、南アフリカ共和国のクルーガーランド金貨1オンスは692,370円でした。差は8,640円です(計算)。

同じ純金1オンスでも、22金のクルーガーランドのほうが少し低く載っている、ということですね。カンガルー金貨・ナゲット金貨・パンダ金貨の1オンスは、ウィーン金貨と同じ701,010円です。

古い日付の表に注意

まねきやの金貨の価格表には「2024年6月時点の金額です」と書かれています。金価格は日々変わるので、日付の古い表の数字を今日の価格として比べないようにしましょう。

知恵袋のよくある相談:質屋と古銭の専門店、どちらに持って行く?

Yahoo!知恵袋には、専門店への持ち込みについて、こんな相談が寄せられています。

外国の古い金貨は質屋と古銭の専門店のどちらが高い?

「外国の古銭(金貨・銀貨)を売りたいが、質屋と古銭の専門店ではどちらが高く買い取るか」という相談です。

金貨の種類次第です。近年の地金型なら、どちらに持って行っても金の量で比べることになります。古い年号や珍しい種類なら、収集の価値も見る専門店に聞いてみると判断材料が増えます。

『結局どっちなの?』という時は、両方に見てもらってかまいません。同じ日に金額を聞くと比べやすいですよ。

東京で金貨や古銭を買い取るおすすめの店は?

「東京で金貨や古銭の買取がおすすめの店を知りたい」という相談もあります。

この記事では地域ごとの店は紹介していません。店を探す時は、価格表の日付と、手元の銘柄が表に載っているかを先に見ておくと、選ぶ手間が減ります。近くの店の探し方は近くで外国金貨を売れる店の探し方で紹介しています。

専門店と買取チェーン、どう使い分ける?

金貨を持っている人

専門店と、おたからやみたいな買取チェーン、両方に行くのは大変そうです…。

案内役

まず電話かLINEで金額の目安を聞いて、近いほうから回ると楽ですよ。地金型だけなら、1枚の価格を聞き比べるだけで十分です。

専門店と買取店を使い分ける手順
  1. 手元の金貨を地金型と古い金貨に分ける
  2. 地金型は1枚の買取価格を2〜3社で聞き比べる
  3. 古い金貨・プルーフ・鑑定ケース入りは専門店にも見てもらう
  4. 価格表の日付・税込か・一般用かをそろえて比べる
  5. 金額の内訳(金の価値か、収集の価値か)を聞いてから決める

金額の内訳はこう聞く

専門店で提示額を聞いたら、内訳も一緒に聞いておくと比べやすくなります。例えばこんな聞き方です。

「この金額は、金の重さで出した分ですか?それとも年号や状態の分も入っていますか?」

「金の分だけ」と言われたら、ほかの店の1枚の価格と同じ物差しで比べられます。収集の価値が入っているなら、どこを評価したのかを聞いてメモしておきましょう。

おたからやは、22金のクルーガーランドなども当日の各純度ごとの相場で査定し、スラブ入りの金貨も査定すると公式に書いています。査定料・鑑定料は無料で、店頭・出張・無料査定フェア・フォーム・LINE査定から選べます。

専門店と比べる1社目として、当日の金額を聞いてみてください。

PR|金・金貨の買取

手元の金貨の査定額を確かめる

ウィーン金貨・クルーガーランド・カンガルー・イーグルなどの外国金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

売り先ごとの違いは地金型金貨はどこで売る?、外国金貨全体の売り方は地金型金貨の買取ガイドにまとめています。

よくある質問

ウィーン金貨は専門店に持って行くと高くなりますか?

近年の地金型の金貨は、金の量が評価の中心です。専門店でも買取店でも、1枚の買取価格を同じ日に聞き比べるのがおすすめです。

専門店の価格表に載っている金額で売れますか?

表の数字は、その日付の相場で出した価格です。実際の金額は、来店した日の相場や金貨の状態で変わります。

業者用の価格表のほうが高いのですが、個人でも使えますか?

金貨買取本舗は、業者用の価格は法人・個人事業主に適用されると書いています。個人で売る時は一般用の表で比べましょう。

年号が読めない古い金貨はどこに持って行けばいいですか?

種類が分からない時は、収集の価値も見る専門店と、金の量で見る買取店の両方に聞いてみると安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 金貨の評価は「金の価値」と「収集の価値」の2つの物差しでできている
  • 近年の地金型の金貨は、どこで売っても金の量が評価の中心
  • 古い金貨・プルーフ・鑑定ケース入りは専門店にも見てもらう価値がある
  • 価格表は日付・列・一般用か・税込かをそろえて読む
  • 地金型は1枚の買取価格を同じ日に聞き比べる
地金型金貨買取.jp

地金型金貨買取.jp 編集部

ウィーン金貨ハーモニー・クルーガーランド・カンガルー・イーグル・パンダ・ブリタニア・ソブリンなど、外国の地金型金貨を納得して手放すために、銘柄の見分け方・純金量からの相場の計算・売る店の選び方・税金を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次