当サイトの記事は、各国の造幣局・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業などの公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
祖父の遺品から「20 DOLLARS」と刻まれた古いアメリカの金貨が出てきました。イーグル金貨と同じように、金の重さで売ればいいんでしょうか?
古い20ドル金貨は、1986年から出ているイーグル金貨とは別の金貨です。金としての値段だけでなく、コインとしての見方もある金貨なので、売り先を分けて考えてみましょう。
ダブルイーグル金貨は、アメリカで昔作られていた額面20ドルの金貨の呼び名です。
結論から言うと、ダブルイーグル金貨は「金の重さで買い取る店」と「コインとしての価値も見る店」の両方に聞いてから売り先を決めるのがおすすめです。
ここでは、今のイーグル金貨との違い、1933年銘の話、査定に出す前の準備を見ていきます。
ダブルイーグル金貨と、今のイーグル金貨はどう違う?
今のアメリカンイーグル金貨は1986年から発行されている地金型の金貨で、1オンスの額面は50ドルです。古い20ドルのダブルイーグル金貨とは、作られた時代も額面も違います。
名前が似ているので、『イーグル金貨の20ドル版かな?』と思う方も多いはずです。
ただ、今のイーグル金貨の額面は50ドル・25ドル・10ドル・5ドルの4種類で、20ドルはありません。20ドルと刻まれていたら、古い時代のアメリカの金貨だと考えられます。
| 項目 | アメリカンイーグル金貨 | ダブルイーグル金貨 |
|---|---|---|
| 額面 | 50ドル・25ドル・10ドル・5ドル | 20ドル |
| 時代 | 1986年から(米国造幣局) | それより前の古いアメリカの金貨 |
| 重さ・品位 | 法律で決められている(1オンスは33.931g・純金1トロイオンス) | この記事では公的な資料を確かめられていない |
| 主な査定の見方 | 金の量が中心 | 金の量に加えて、年や状態を見る店もある |
ダブルイーグル金貨の重さや品位、発行された期間は、公的なページを確かめられませんでした。手元の1枚の重さや品位は、店で量って確かめてもらうのが確実です。
今のイーグル金貨の種類と重さは、イーグル金貨の買取|22金の4サイズを純金量で計算して売るで見ています。
ダブルイーグル金貨の1933年銘はなぜ話題になる?
「1933年のダブルイーグルはすごい」と聞いたことがあります。うちの金貨の年号も確かめたほうがいいですか?
年号は確かめておきましょう。1933年銘は一般に発行されなかった金貨として知られていますが、扱いがとても特殊なので、自分で判断せず専門家に相談するのが安心です。
米国造幣局の発表によると、1933年3月の大統領の布告とその後の大統領令などで、金貨での支払いが禁じられました。
そのため、フィラデルフィア造幣局で打たれた1933年銘のダブルイーグル445,500枚は、一般に発行されないまま溶かされたとされています。
この記事で確かめられたのは、ここまでの範囲です。1933年銘を売買できるかどうかや、金額の話は取り上げません。
年号が1933年のダブルイーグル金貨は、一般に発行されなかった特殊な金貨です。買取店に持ち込む前に、コイン店や鑑定の専門家に相談してみてください。
1933年以外の年号のダブルイーグル金貨は、次の章のように「金として」と「コインとして」の2つの見方で考えていきます。
金として売るか、コインとして売るか
地金として買い取る店では金の量で値段が決まり、収集用の金貨として見る店では年や希少性も査定に入ります。古い20ドル金貨は、両方の店に聞いてから決めると後悔が少なくなります。
主な店が、金貨の査定の仕方をどう案内しているかを並べました。
| 店 | 公式ページの案内 |
|---|---|
| おたからや | 地金型金貨は「当日の金相場を主軸」、収集型金貨は「発行枚数や希少性によるプレミアムを上乗せ」して査定 |
| バイセル | 「金の地金価値」と「コレクション価値」の両面から査定 |
| 大黒屋 | 外国金貨・プラチナコインは「地金としてのお買い取り」 |
| なんぼや | 金貨は「相場×重量」で査定金額を出す |
大黒屋やなんぼやのように、金の量で値段を出すと書いている店もあります。年号や状態の価値も見てほしい時は、コインとしての価値を見ると書いている店や、外国コインを扱うコイン店にも聞いてみましょう。

おたからやのイーグル金貨のページにある参考買取価格の表です。2026年1月29日時点の過去最高買取実績で、現在の買取価格ではないと注記されています。
古いアメリカ金貨を扱った記録がある店かどうかを見る資料として使い、今日の金額の比較には使わないようにしましょう。
コイン店での売り方は、コイン店・古銭の専門店で外国金貨を売る|価格表の見方で見ています。

よくある相談:古いアメリカの金貨の売り方
Yahoo!知恵袋などに寄せられた相談から、3つを取り上げて答えます。
相談1:1913年の2.5ドルのアメリカ金貨。金の買取とコイン買取、どちらがいい?
1986年より前の古いアメリカの金貨なので、地金型のイーグル金貨とは考え方が違います。
金の買取では、金の量で値段が決まります。コイン買取では、年や状態も見てもらえることがあります。どちらが高いかは1枚ごとに違うので、両方に見積もりを聞いて比べてみてください。
相談2:リバティの20ドル金貨と10ドル金貨を持っている。どう査定してもらえばいい?
まずは年号と額面を確かめて、1枚ずつの一覧を作りましょう。10ドルの刻印があっても、1986年より前の年号なら、今のイーグル金貨の1/4オンス(10ドル)とは別の金貨です。
査定は、外国コインを扱う店に「何年の、何ドルの、何枚」と伝えて聞くのが近道です。鑑定機関のケースに入っている場合は、そのまま出しましょう。
相談3:宅配査定の金額に納得できない時はどうする?
提示された金額に納得できない時は、売らずに戻してもらうこともできます。宅配の場合は、返送の扱いを先に確かめておくと安心です。
例えば大黒屋は、キャンセル時の商品の返送料を店が負担すると案内しています。なんぼやも、査定料・キャンセル料はかからないとしています。
別の店の見積もりと比べてから決めても遅くありませんよ。
鑑定ケースと本物の確かめ方
古い金貨なので、本物かどうかも心配です。自分で確かめる方法はありますか?
自分で削ったり薬品を使ったりするのはやめておきましょう。金貨を傷めてしまいます。店の専門機器で確かめてもらうのが安心です。
おたからやは、PCGSやNGCといった鑑定機関の「スラブケース」に入った金貨について、品質が保証されているので「プレミア価値を最大化して査定」すると案内しています。
また、おたからやの査定員は比重計などの専門機器で金の密度を測り、中に別の金属が入っていないかを確かめると書いています。
金は磁石につきませんが、磁石につかないからといって本物とは言い切れません。確かめるのは店に任せましょう。
詳しくは鑑定済み(スラブ入り)の金貨の売り方|鑑定ケースの扱いと地金型金貨の偽物の見分け方|売る前と買う前に確かめることで見ています。
査定に出す前の準備
- 年号と額面(20ドル・10ドルなど)を1枚ずつ読む
- 1933年銘があれば、先に専門家に相談する
- 鑑定ケースや付属品は外さずにそのままにする
- 金の買取店とコイン店の両方に見積もりを聞く
- 同じ時期の見積もりで比べて売り先を決める
- 磨いたり洗ったりしていない
- 年号・額面・枚数の一覧を作った
- 鑑定ケースは開けていない
- 本人確認書類を用意した

金としての金額だけでも先に知っておきたい時は、無料の査定を使ってみるのも1つの方法です。
PR|金・金貨の買取
手元の金貨の査定額を確かめる
ウィーン金貨・クルーガーランド・カンガルー・イーグルなどの外国金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
よくある質問
ダブルイーグル金貨とは何ですか?
アメリカで昔作られていた額面20ドルの金貨の呼び名です。1986年から発行されている地金型のアメリカンイーグル金貨とは別の金貨です。
1933年のダブルイーグル金貨は売れますか?
米国造幣局の発表によると、1933年銘は一般に発行されないまま溶かされたとされる特殊な金貨です。売買の判断は、コイン店や鑑定の専門家に相談してください。
イーグル金貨に20ドルのサイズはありますか?
ありません。今のイーグル金貨の額面は50ドル・25ドル・10ドル・5ドルの4種類です。
ダブルイーグル金貨は金の重さだけで値段が決まりますか?
金の量で買い取る店もあれば、年や希少性も見る店もあります。両方に見積もりを聞いて比べてみてください。
まとめ
- ダブルイーグル金貨は額面20ドルの古いアメリカの金貨
- 1986年からの地金型イーグル金貨(50ドル〜5ドル)とは別物
- 1933年銘は一般に発行されなかった特殊な金貨で、専門家に相談する
- 金として売る店とコインとして見る店の両方に見積もりを聞く
- 鑑定ケースは開けず、磨かずにそのまま査定に出す
ほかの銘柄も含めた売り方は地金型金貨の買取ガイドで見られます。







コメント